FPVドローン楽しそうだにゃ!
こんにちは、じぇりどと申します。
この記事は、こんな悩みを持つ方にオススメです。
この記事で解決できること
- FPVドローンをはじめたいけど何からすれば良いの?
- アマ4と3陸特どっちをとればいいかわからない・・
- そもそもなんで資格が必要なの?
この記事を書いた人
- FPVドローンをはじめたが、Web上の情報量の少なさにびっくり
- 同じような方の指針になればと思い記事を書き始める
- 15年弱、IT企業数社でインフラ周りの業務に就く
- 副業としてDJI系ドローンによる事業をはじめ、現在はフリーランス
- 全国包括申請取得済み(DID、夜間、目視外)
- 民間のドローン資格2種保有(UAS Level2、DJI スペシャリスト)
- 第三級陸上特殊無線技士、第四級アマチュア無線技士保持、業務用無線局開局済み
それではよろしくお願いします!
なぜFPVドローンには資格が必要なのか
結論、FPVドローンの映像をゴーグルやモニターで受信するためです。
必要な資格を取らない場合、法律違反となってしまいますので注意です。
1個ずつみていきましょう。下の完璧な絵をご覧ください。
(自分の画力のなさに絶望ww)
FPVドローンのカメラで捉えた映像は、VTXからVRXに送信されます。
送信された映像はゴーグルやモニターを通して、みることができるようになります。
VTXからVRXに映像データを送る際に、
5.8GHz帯の電波を使用するため免許と申請が必要になります。
でもDJIのドローンは免許は必要ないじゃん!なんでFPVだけ特別なの?
と私も思っていました。
答えは、使う周波数が違うから、となります。詳しくみていきましょう!
DJIのドローンは2.4GHz帯を使っています。(Wi-fiと同じ)
この場合、ドローンの映像とモニターの映像は若干の遅延があるようです。
若干の遅延があっても、ドローンを目でみて操作する分には、ほとんど影響はありません。
少なくとも僕はそう感じます。
ですが、FPVドローンは目視することができません。
ドローンがみている映像を、ゴーグルやモニターでみながら操作します。
若干の遅延が衝突などの原因になることも考えられますね。
遅延シャレにならん・・
そのため、より遅延が少ない5.8GHz帯を使います。
なんの免許を取れば良いの?
「人に対しての免許」と「無線局の開局申請」、この二つが必要になります。
(このふたつを合わせて、「無線設備」といったりします)
順番にいってみましょう!
人に対しての免許
まずは、人に対する免許です。5.8GHz帯を使う場合、二つの免許があります。
この免許を取らずドローンを飛ばしてしまうと、法律違反となってしまいます。
第四級アマチュア無線技士(アマ4)
まずはこちらの免許をとってしまいましょう。
この免許の範囲は、非営利目的のみ(趣味の範囲)です。
練習用として一番最初にとったほうが良いものです。
第三級陸上特殊無線技士(3陸特)
撮影した映像を売ったり、YouTubeにアップロードする場合、こちらが必要になります。
商用利用はこちらです。
これだけみると、ぶっちゃけ3陸特だけ取ればいいんじゃないの?
こんな風に感じる方、いらっしゃいませんか?
先に3陸特を取得した僕から言わせていただきます。
絶対にアマ4が先です!
そのあとで、仕事として使ってみたいな、と感じたら3陸特、この順番で間違いなしです!
理由はVTXがめちゃ高いから!!これにつきます。およそ10万弱です。
詳しくは下の記事でも紹介していますので、ぜひみていってください。
初フライトで10万弱が壊れたら僕は泣きます。
しょぼんじゃすまないわ・・
この理由から、アマ4から取得していくことがベターだと思います。
無線局の開局申請
続いて、無線局の開局申請です。
ここでいう「無線局」とはドローン(VTX)のことです。
ざっくりいうと、免許を持った人が、ちゃんとしたドローンを使って運用をします。
という申請を総務省にします。
ちなみに・・
開局申請しちゃえばなんでも飛ばせるんだ〜!
ということではありません。
大半のFPVドローンには技適マークがついていません。
そのため、第三者保証期間にドローン(VTX)の品質保証をしてもらう必要があります。
「技適がついていないドローンだけど、日本で飛ばしていいよ」という保証です。
DJIのドローンとプロポには「技適」ついてるよ
その保証をしてくれるのが、JARDという第三者機関です。
終わりに
FPVドローンを合法的に飛ばすためには
「人に対する免許」と「無線局開局」の2つが必要となります。
最初にやるべきはアマ4の取得、これで間違いありません。
最後までみてくれありがとにゃ〜
アマ4の取得については、こちらの記事でも解説しています。
よろしければみていってください〜。