こんにちは!じぇりどと申します。
今回は不要になってしまったドローンの売り方をご紹介します。
ぼくは、練習用として「DJI MINI2」を購入しましたが・・
・結局飛ばすのはAIR2Sばかり
・1年半で飛ばしたのは10時間くらい
と、かわいそうな状況になっていました。
「このままタンスの肥やしにしておくのは勿体ない!」と、売る決心をしました。
この記事では、ドローンを第3者へ売却するための方法と注意事項を説明しています。
メ○カリなどに出品する方法だにゃ
ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
- IT企業数社でインフラ周りの業務に就く
- 副業としてドローンによる事業をはじめ、現在はフリーランス
- ドローンスクールや企業に属さない中立的な立場で発信
- FPVドローン沼にハマり中
- キャンプ・DIY・カレー作りが好き
ドローンを売る前に確認すること
飛ばさなくなったからといって、状態確認を行わず売るのはダメです。
必ず現状の確認を行いましょう。
機体外観
全方位に汚れや傷がないか確認します。
前方(上から)
後方(上から)
前方(下から)
後方(下から)
バッテリー状態
外観とDJI Flyアプリからセルステータスを確認します。
傷や汚れはもちろんのこと、膨らみがないか確認します。
DJI Flyアプリからセルの電圧差も確認します。
0.01V程度なら問題ないと思います。
購入してからの年数と飛行時間
DJI Flyアプリから確認します。
国税庁によると、空撮用ドローンは「カメラ」と分類されるため、耐用年数は5年となります。
少ないと思いますが、購入してから5年以上経過する方は注意が必要です。
本件ドローンは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令の別表第一の「器具及び備品」の「4 光学機器及び写真製作機器」に掲げる「カメラ」に該当し、その耐用年数は5年となります。
国税庁HPより
あまりに飛行時間が多いと、売る側としても不安です。
必ず買い手に飛行時間と距離はお伝えしましょう。
テスト飛行
室内でOKですので、ホバリングさせ以下の確認をします。
- 異音がないか
- 煙など出ていないか
- カメラからの映像は正常か
- 録画できるか
- 前後左右、上昇・下降するか
ドローンを売るときにやること
売り手側でできることは2つです。
DIPSから機体情報の抹消
所要時間は5分ほどです。
DIPSのメニューを開きます。
少しスクロールして、「登録機体の削除」をクリックします。
登録を削除する機体にチェックし、「登録の削除」をクリックします。
選択した機体で間違いなければ、「削除(抹消)理由の入力」をクリックします。
「抹消理由」のプルダウン(▼)をクリックし、理由を選びます。
今回は売却なので、図の項目をクリックです。
問題なければ「確認」をクリックし次へ進みます。
「削除(抹消)の申請」をクリックします。
下記2つのポップアップが表示されます。
確認したら「OK」をクリックして次へ進みます。
登録済みのメールアドレスに下記メールが届きます。
問題なければリンクをクリックし完了です。
DJI Flyアプリから機器連携の削除
最後に、アカウントから機器情報の紐付けを削除します。
はい、開きます。
機器管理メニューを開きます。
「機器をアカウントから削除」を選択し完了です。
出品時のポイント
今回確認した結果は、すべてお伝えした方が良いです。
すべて伝えて、納得していただいた上で購入していただきましょう。
- 機体の外観
- バッテリーの状態
- 購入してからの年数と飛行時間
- テスト飛行結果
念のため、「DIPSへの機体登録・申請が必須です」と付け加えることをおススメします。
何も知らない方の場合、航空法違反となってしまいますので・・
バッテリーについては、3.75V前後(60%前後)での保管が良いとされています。
インテリジェントフライトバッテリーなら、一度満充電にし3日ほど放置すると適切な電圧まで下がります。
この状態で出荷するのが良いでしょう。
まとめ
今回は使わなくなったドローンを第3者へ売るために、
状態の確認方法・機体削除の手続き
についてご説明しました。
売る前に確認を行い、少しでもおかしいな?と感じたら売るのは諦めましょう。
きちんと買い手に、機器の状態を説明することも大切です。
大切なドローン、次の方にも大事に使って欲しいですね。
今回も最後まで見てくれてありがとうございました。
またにゃ〜