こんにちは!じぇりどと申します。
この記事は、こんな悩みを持つ方にオススメです。
この記事で解決できること
- 飛行距離・高度制限を行うケースがわからない
- 飛行距離・高度制限をどのくらいに設定すれば良いか知りたい
- 具体的な設定方法を知りたい
この記事を書いた人
- 15年弱、IT企業数社でインフラ周りの業務に就く
- 副業としてドローンによる事業をはじめ、現在はフリーランス
- ドローンスクールや企業に属さない中立的な立場で発信
- 全国包括申請取得済み(DID、夜間、目視外)
- 民間のドローン資格2種保有(UAS Level2、DJI スペシャリスト)
- 第三級陸上特殊無線技士、第四級アマチュア無線技士保持、業務用無線局開局済み
飛行距離や高度制限の必要性
飛行距離の制限は、操作ミスにより人や物に衝突させないように設定します。
また、万が一ドローンを見失った場合に、
戻そうと思ったら遠ざかっていた・・結果信号ロスト・・なんてことも防止できます。
飛ばす距離と同じくらいに設定しましょう。
飛行高度の制限は、150m未満に設定するのが基本です。
こちらも自分が飛行させる高度と同じくらいに設定しましょう。
上に天井などの障害物がある場合は、その高さ未満に設定することで不意の事故を防ぐことができます。
飛行距離や高度制限を行うケース
僕の場合、ドローンを飛ばす場合は毎回設定するようにしています。
特に以下の場所では必須の設定です。
- 人口集中地区上空
- 人や物との距離30m未満の場合
- 離発着場所周辺30m内に人や物などが含まれてしまっている場合
- その他障害物や侵入禁止場所がある場合
上記では補助者の協力が必要ですが、操作ミスなどは補助者では防ぎ切ることができません。
システム面でも制御を行い、リスクを回避しましょう。
具体的な設定方法
DJI Flyアプリから簡単に設定することが可能です。
ドローンとプロポを接続したら、右上の「・・・」を押して設定メニューを開きます。
図はDJI MINI2です。
飛行保護の「最大高度」「最大距離」をスライドして変更するだけです。
その下の自動RTH高度も大事な設定なのですが、またの機会に・・
自分がどのくらいの距離、ドローンを飛ばすのかわからないという人は、GoogleEarthのメジャーを使うと簡単に距離がわかります。
この距離を目安に、最大距離を決めると良いと思います。
Google Earthをブラウザで起動して、左側のメジャーマークを押します。
あとは地図上で「始点」と「終点」をクリックするだけです。
簡単ですのでぜひ使ってみてください。
人為的なミスを防ぐためにも、できる安全対策は行っていきましょう。
今回も最後まで観ていただきありがとうございました。